0911 学校祭振り返り(その1)

0911 学校祭高評 (教頭先生より)

 「Try New Things」のテーマの下、素晴らしい学校祭を作り上げてくれたみなさん、本当にありがとうございました。テーマでは、新しいことに挑戦しようとありましたが、みなさんは、どんなことに挑戦したり、新しいことを経験したりしましたか。この後の「いいとこキラリ」で探して、伝え合ってください。

 

(入場パフォーマンス)

 先生は、体育祭を見ていて、各学年の入場パフォーマンスが、どの学年も工夫していて新しいなと思いました。

対戦はするけれど、勝ち負けはあるけれど、学年が一つになって、その種目を盛り上げようとする雰囲気が伝わりました。自分たちの勝利を喜び、相手の健闘をたたえ合う姿も素敵でした。

(応援合戦ラストシーン3色)

  応援合戦では、どの色も3年生の応援リーダー、応援団を中心に、まとまりを感じさせるパフォーマンスでした。ダンス、応援歌、隊形移動。甲乙つけがたいパフォーマンスでした。2週間限定のグループでしたが、しっかり「One Team」になっていました。それぞれ、目的をもった集団が、ストーリーをつくり、全員参加で活動していることがしっかり伝わってきました。


(学校祭のテーマ「感謝」より)

 「Try New Things」新しいことを始めるときは、不安でもあるし、うまくいくこともあれば、失敗することだってあります。でも、そんな時にそばにいる友達が、チームメイトが、クラス・学年の仲間が支えになってくれた場面がたくさんあったのではないでしょうか。エンディングで、生徒会長が、公約でも掲げていた「感謝」というキーワードです。会長が、エンディングでみなさんへ、「感謝」の言葉を、感極まりながら語っていました。「覚えてますか?」その姿を見て、大成功に終わった学校祭だったんだなと実感しました。

みなさんは、どうでしょう。今回の学校祭で、誰に「感謝」を伝えたいですか?隣の人に教えてください。

 先生は、文化祭を見ていて、1年生をフォローしている、23年生の、手拍子や掛け声に「感謝」でした。

 1年生ステージ聞く23年生)

1年生は、初めての文化祭で、どんな風に発表を聞けばいいのか、どんな風に発表すればいいのか、不安もあったでしょうけれども、23年生のおかげで、のびのびと発表ができたと思います。聞く側見る側と、発表する側が1つになって素晴らしいステージを作り上げました。

(2年生プレゼン)

 23年生の発表では、プレゼン能力の成長も感じました。
 2年生は、代表3チームのプレゼンテーションでしたが、スライドの構成と、その見せ方。間を開けての語り方、よかったです。原稿があると、どうしても、読む方に偏りがちなんですが、伝えることを意識して話しているところがよかったです。

3年生の探究フェス)

 3年生は、そのようなプレゼンを全員ができるようになっていると感じました。これは、”2年生の探究フェス”から始まり、トリオやグループで発表を作ってきた経験が、一人一人を成長させています。4分間、質問や意見を引き出せる、話が止まらない、コミュニケーション能力が育っていることを感じました。一人一人の頑張りも大事でしょうが、みんなで頑張っているうちに、自分にも力がついちゃってるということでしょうか。

 

 最後になりますが、この学校祭という大きなステージを準備するために、先頭に立って引っ張ってくれた、執行部のみなさん、本当にありがとうございました。体育祭結絆式では学校全体が、一つになれたと思えるような演出をいろいろと考え実践してくれました。エンディング風船では、当日の朝ギリギリまでエンディングで使う風船を膨らませようと走り回っていましたね。

 それは、執行部のみなさんが、松岡中学校を大好きで、松岡中学校のみんなのことを大好きで、そのためなら頑張ってしまうからなんでしょうね。そして、その執行部に協力し、盛り上げ、お互いを認め合い、先輩後輩が1つになれる、松岡中学生のみなさんがいることも大きなことです。


 こうして引き継がれ、伝統となり、松中の文化が育っていくと感じました。そして、松岡中学校は、「心を一つにするのが得意な学校」だと、改めて再確認できました。ありがとうございました。これからも、「感謝」というキーワードを大切にして、学級、学年、そして学校全体の雰囲気づくりを続けていきましょう。

 

 それでは、共に頑張った仲間に、支えてくれた仲間に、そして新しいことに挑戦してやり切った自分に、大きな拍手を送りましょう。拍手。

 ありがとうございました。終わります。